「住友林業 冬 寒い」 「住友林業 断熱 後悔」
これから家を建てる方、特に住友林業さんのデザインに惹かれている方にとって、このワードは誰しもが一度は不安に思うのではないでしょうか。
「あの大開口の窓(ビッグフレーム構法)は、冬場は冷気を呼び込むんじゃないか?」 「『涼温房』なんて言うけど、結局はデザイン重視で性能は二の次なんじゃないか?」
正直に言いますと契約前の私は、Google検索の検索窓に何度もこの言葉を打ち込んでいました。
2024年、念願のマイホームが完成し、僕たち家族は初めての冬を迎えました。 場所は、鹿児島県霧島市の山間部標高が約300m。市街地よりも気温が3〜5度低く、冬の朝は0度以下まで冷え込むエリアです。
そんな「極寒(南国にしては)」の地で、暮らしてみた結論。 それは、「寒くない」という衝撃的な事実でした。
今回は、営業マンのカタログスペック語りではなく、実際に住んでいる施主として、忖度なしの「我が家の住友林業の冬」をレポートします。 「巨大な窓があっても本当に寒くないのか?」 数値データ(UA値)と、大阪のマンション時代との比較を含め、ありのままの生活をご覧ください。
我が家の立地環境と「家のスペック(BELS評価)」
まず、前提条件を共有します。「暖かい地域だからでしょ?」と思われないように、我が家の環境と、家の「通信簿」であるBELS評価の数値を公開します。
立地環境

- 場所: 鹿児島県霧島市の山手エリア。
- 気温: 市街地よりマイナス3〜5度(直近の12月の最低気温は0度以下)。
- 標高: 300m
※写真は我が家の横にある茶畑の12月ごろの写真です。寒いのが伝わるのではないでしょうか・・・
家のスペック(BELS評価書より)

- UA値:0.42
- BELS評価: ★★★★★(最高ランクの5つ星)
- ZEH区分: 『ZEH』認定
- 断熱仕様: 住友林業さんの標準仕様
- 床材: 無垢床(ウォルナットなど)
- 暖房設備: エアコンのみ(床暖房なし)
我が家のUA値0.42ですがこれ、断熱材のオプション課金をしていません。 標準仕様でこの性能が出せるのが、今の住友林業さんの実力です。
【検証1】「窓が大きいと寒い」は本当か?

住友林業さんといえば「ビッグフレーム構法」による大開口の窓が魅力ですが、同時に「窓は熱の出入り口。大きいほど寒い」というのが通説です。
我が家のリビングは、まさにその「セオリー無視」の間取りです。
我が家の窓スペック
- 配置: リビングの「両サイド」に大開口窓を設置
- サイズ: 幅約3500mm × 高さ2400mmの窓がLDKの両側にあります
- サッシ: LIXIL TW(アルミ樹脂複合サッシ)
- ガラス: 防犯・アルゴンガス入りLow-E遮熱タイプ(S)複層ガラス
幅3.5メートル、高さ2.4メートル(天井近くまで)の巨大なガラス面が、リビングを挟むように2箇所もあります。普通に考えれば、ここは「冷気の塊」になるはずです。 さらに、サッシはオール樹脂ではなく「アルミ樹脂複合」です(ネットではよく「アルミ複合は寒い」と叩かれますよね・・・)
実際の体感
結論、寒くありません。
窓際でも寒くありません。以前住んでいたマンションのような「冷気が滝のように降りてくる(コールドドラフト)」感覚がありません。 「アルゴンガス入りLow-Eガラス」と「LIXIL TW」の性能が、しっかり外気をシャットアウトしてくれているのかなと思います。
「大開口を取ると寒くなるから…」と窓を小さくしようか迷っている方。 UA値0.42の実力があれば、開放感と暖かさは両立できます。諦めなくて大丈夫です。
【検証2】「廊下が冷蔵庫」だった過去 vs 「どこでも春」な現在
比較対象として、僕の「過去の冬」の話をさせてください。 僕は以前、大阪のマンションや、鹿児島の賃貸アパートに住んでいました。
以前の暮らし(大阪マンション・賃貸時代)
- 廊下は冷蔵庫: 暖房の効いたリビングから一歩出ると、そこは極寒。トイレやお風呂に行くのが億劫でした。
- 朝の絶望: 布団から出るのが苦痛すぎて、二度寝三度寝が当たり前。「あと5分…」と格闘する毎日。
- 暖房をつけたとて: 暖房をつけても部屋が暖かくなるのは遅いし・・・・・
現在の暮らし(住友林業さんの平屋)
この「冬のストレス」が、新居に引っ越して完全に消滅しました。
今の家では、トイレに入っても、「壁」を感じません。 もちろん、暖房直下のLDKよりは多少温度は下がりますが、「寒い!」と身構えるような温度差がないのです。家全体が、まるでひとつの大きな魔法瓶に守られているような感覚です。新居は廊下が無い間取りにあえてしているので廊下の比較はすみませんが出来ておりません・・・・
【生活のリアル1】外気温0度でも「裸足」と「ヒートテック」
では、具体的に家の中でどんな格好で過ごしているのか。 嘘偽りなくお伝えします。
私の服装
- 上:ヒートテック1枚(または薄手の部屋着)
- 下:長ズボン
- 足元:裸足
これだけです。外気温0度の日に、です。
特に声を大にして言いたいのが、「住友林業さんの無垢床は冷たくない」ということ。 合板のフローリングのように、表面の熱を奪われるような冷たさがありません。木が空気を含んでいて、足裏に触れた瞬間に「温もり」すら感じます。 床暖房を入れるかどうか最後まで悩みましたが、我が家の地域とこの断熱性能なら「無垢床×エアコン」だけで十分正解でした。
ただし挽き板のエリアは裸足で歩くと冷たいなぁと正直感じます。
【生活のリアル2】赤ちゃんもスリーパー1枚で快眠
2025年9月に生まれた娘(長女)にとって、初めての冬。 親として一番心配だったのは「寝ている間に寒くないか」ということでした。
ですが、娘の寝る時の服装は、ロンパースなどのベビー服+スリーパーのみ。 重たい掛け布団は使っていません。
それでも、朝まで一度も寒さで起きることなく、ぐっすり寝てくれています。 おむつ替えの時に足裏を触ってみても、ポカポカと温かい。 「赤ちゃんは体温調節が苦手」と言われますが、家そのものが体温調節をサポートしてくれているおかげで、過保護に着せる必要がありません。これは新米ママさん・パパさんにとって、精神的にかなり楽なポイントです。
【生活のリアル3】LDKのエアコン1台で、脱衣所までカバー

我が家の暖房運用は非常にシンプルです。
- LDKのエアコン1台: 朝8時から夜24時までつけっぱなし。
- 寝室・脱衣所: 暖房器具なし。
これだけで、お風呂上がりも寒くありません。 我が家にはLDKと繋がった「和室(畳コーナー)」があり、愛娘はお風呂上がりはそこで着替えることが多いのですが、リビングの暖気がそのまま回ってくるので非常に快適です。
脱衣所自体にも暖房はありませんが、ヒートショックを心配するような冷え込みは皆無。 お風呂上がりの赤ちゃんを拭く時、「早く服を着せなきゃ風邪ひく!」と焦る必要がないのは、育児中の身として本当に助かっています。
【生活のリアル4】朝の生産性が爆上がりした
地味ですが、僕が一番「家を建ててよかった」と感じるのは、朝の時間です。
以前は「布団から出る=苦行」でしたが、今は目が覚めたらスッと布団から出られます。 寝室のエアコンは使っていませんが、前夜のLDKの余熱と家の保温性(気密性)のおかげで、室温が下がらないんです。
起きてすぐにキッチンへ立ち、お湯を沸かしてコーヒーを淹れる。 洗濯機を回して、干す。 この一連の動作が、寒さに震えることなくスムーズにできる。 「冬の朝=辛い」という図式が崩れたことで、1日のスタートダッシュが快適になり、結果として仕事や育児のパフォーマンスも上がったと感じています。
まとめ:性能かデザインか?住友林業さんなら「両方」だった
家づくりを検討していた頃の自分に伝えたいです。 「住友林業さんは、冬もちゃんと暖かいぞ。しかも標準仕様で」と。
- UA値0.42の高断熱性能(標準仕様で達成)。
- 幅3.5m×2面の大開口窓があっても寒くない。
- 外気温0度以下の山間部でも、エアコン1台で家全体が暖かい。
- 無垢床は裸足でも快適で、床暖房なしでも後悔していない。
もちろん、これは「鹿児島県霧島市」というエリアでの話であり、北海道や東北であればまた違った装備(トリプルガラスなど)が必要かもしれません。 ですが、少なくとも「断熱性能に不安がある」「アルミ樹脂複合サッシは寒いのでは?」という理由だけで住友林業さんを候補から外すのは、非常にもったいない選択だと私は思います。
この快適な空間を維持するために、エアコンを1日16時間つけっぱなしにしている我が家。 そこで気になるのが「電気代」ですよね。
「快適なのはわかったけど、請求書を見るのが怖い…」
正直、僕もビビっていました。 次回の記事では、この冬のリアルな電気代(請求額)を全公開します。 先に言っておきますが、予想外の結果が出ました。ぜひ、覚悟して(?)お待ちください。
※この記事は我が家で生活する私や妻の意見をまとめたものです。寒がり暑がりなど人によるかと思いますので参考資料の一つとして活用してもらえると嬉しいです。

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