【住友林業】あえて「採用しなかった」定番オプション5選。削った理由と2年住んでわかった満足度

標準仕様の鍵を採用した住友林業の玄関ドアとこだわりの外壁 家づくり

🏠 そのオプション、本当に「あなたの生活」に必要ですか?

住友林業さんで家を建てる際、最も楽しく、かつ最も頭を悩ませるのが「オプション(提案工事)」の選択です。我が家も打ち合わせが楽しくて仕方がありませんでした。

展示場の豪華な設備や、SNSで流れてくる「採用して良かった!」「絶対つけるべき!」というキラキラした情報の数々。見れば見るほど、すべてが必要な気がしてきて、気づけば見積もりが跳ね上がっている……。多くの施主が通る道ではないでしょうか。

しかし、実際に住友林業さんの家に住み始めて約2年。私たちが今、心から感じているのは、「あえて採用しなかったオプション」が、今の暮らしの満足度を高めてくれているという事実です。

私たちは「非日常な空間づくり」や「使い勝手の良いキッチン」には徹底的に投資しました。ウッドタイルをリビングの主役にし、チェスターフィットや海外製食洗機を導入し、外壁にはSodo(ソード)の薩摩を採用するなど、自分たちが「これだ」と思ったものには迷わず資金を投じました。

一方で、「一般的によいとされる便利機能」をあえて数多く削りました。本記事では、私たちが何を削り、なぜその決断をし、2年経った今どう感じているのか。その「本音」を、これから家を建てる方に向けて、余すことなく全公開します。


1. 玄関扉のスマートキー:便利さよりも「投資のメリハリ」

標準仕様の鍵を採用した住友林業の玄関ドアとこだわりの外壁

検討のプロセスと不採用の理由

今や新築戸建てでは「当たり前」になりつつある玄関のスマートキー(電子錠)。カバンに鍵を入れたまま、指先ひとつで開閉できる利便性は、確かに現代の家づくりを象徴する魅力的な機能です。

しかし、私たちはこれを検討の初期段階で削減対象にしました。理由はシンプルに「あれば便利かもしれないが、私たちの暮らしにおいて必須ではない」と判断したからです。

家全体の予算を考えたとき、限られた資金をどこに投下すべきか。私たちは「機能的な便利さ」よりも「空間としての豊かさ」に重きを置きました。物理的な鍵を差し込んで回すという数秒の動作を、私たちは「手間」とは捉えませんでした。

2年住んでみての「答え」

結論から言うと、後悔は一切ありません。

確かに荷物が多い時や雨の日などは「ボタン一つで開けば」と思う瞬間がゼロではありません。しかし、それは生活の中のほんの数秒のことです。

その数万円のコストを、リビングで毎日眺めるウッドタイルや、暮らしの質を底上げしてくれる設備に回せたことの方が、2年経った今の満足度に大きく寄与しています。「みんなが採用しているから」という基準ではなく、「自分たちの価値観」で判断できた最初のポイントでした。


2. キッチンのタッチレス水栓

住友林業のキッチン 標準仕様の手動水栓と海外製食洗機

なぜ「手動」にしたのか

キッチンの水栓も、スマートキーと同様に手動に留めました。

手が汚れていても水を出せるタッチレス水栓は、調理をスムーズにする代表格です。しかし、私たちは「そこまで手間を感じるだろうか?」と、これまでの賃貸生活や実家での生活をリアルにイメージしてみました。

私たちが重視したのは、ハイテクな機能よりも「自分たちのリズムで水を出し、止める」というアナログな確実性でした。センサーの感度や、意図しないタイミングでの吐水に気を遣うよりも、レバーひとつで直感的に操作できる方が、私たち夫婦の調理スタイルには合っていると考えたのです。

生活してみてのリアリティ

現在、キッチンには海外製食洗機を導入しており、大きな洗い物は食洗機が担っています。そのため、水栓を頻繁に操作する場面自体が、以前の生活より限定的になりました。

手動水栓で全く不便を感じておらず、むしろ「ここはこれで良かった」と納得しています。ここも「流行りだから」という理由に流されず、「自分たちの使い勝手の本質」を冷静に見極めた結果、無駄な出費を抑えることができました。


3. 浴室乾燥暖房・お風呂場の物干しバー:洗濯動線の最適化

浴室乾燥機なしで快適な脱衣所干しのランドリースペース

「脱衣所干し」という明確なコンセプト

我が家の洗濯スタイルは、設計段階から「脱衣所干し」が基本です。田舎なのでどうしても虫が気になるので外干しには抵抗がありまして・・・

洗濯機から取り出し、その場ですぐに干す。この最短動線を確立していたため、わざわざ湿気がこもりやすく、入浴時には邪魔になる「お風呂場」に干すという選択肢は、私たちの生活イメージにはありませんでした。

そのため、浴室乾燥暖房機も思い切って削減。あわせて、掃除の際に障害物となり、水垢の温床にもなりやすい「物干しバー」も不採用にしました。

鹿児島での2年間。暖房なしで困らなかったのか?

「浴室暖房がないと冬場が寒いのでは?」という懸念もありましたが、鹿児島県霧島市の標高300mぐらいの山の上に2年近く住んでみて、「お風呂場が寒くて困った」と感じたことは一度もありません。

これは住友林業さんの家の断熱性能が優れている証拠かもしれません。冬場でも脱衣所との温度差をそれほど感じることなく、快適に入浴できています。

物干しバーについても、「あったら良かったな」と思う場面は今のところゼロです。むしろ、バーの受け金具などの細かい掃除の手間が一切なくなり、浴室の壁面がスッキリとしたことで、見た目の美しさと家事の時短を同時に叶えることができています。


4. お風呂場の鏡・窓:掃除のストレスを「設計」で解決する

掃除が楽な鏡なし・窓なしの住友林業のお風呂場

「当たり前」を疑ってみた結果

今回のオプション削減の中で、周囲と結構意見が分かれるのが「お風呂の鏡と窓をなくしたこと」です。

しかし、私たちはここでも「自分たちの日常」を徹底的に疑いました。

  • 鏡: お風呂で自分の顔をまじまじと見る習慣はあるか? 答えは「NO」でした。髭剃りは洗面台でしますし、お風呂の鏡はすぐに水垢で曇り、掃除の最大のストレス源になるだけです。
  • 窓: 換気は高性能な換気扇で十分です。窓があることで、防犯面での不安や断熱性能の低下、さらにはサッシ部分のカビ掃除という「負の遺産」が残ることを避けたいと考えました。

2年後の満足度は「120点」

これは、今回削減した中で「我が家にとって最高の決断」だったと夫婦で断言できます。

鏡がないことで浴室は常にホテルのような清潔感を保てており、鏡のウロコ取りに悩まされることもありません。窓がないことで外からの視線を気にするストレスもなく、冬場の冷気もシャットアウトできています。

掃除の面積を物理的に減らしたことは、共働きで育児に奔走する私たちにとって、何物にも代えがたい「時間のプレゼント」となりました。


🏠 まとめ:夫婦で「リアルな生活」をイメージし尽くした結果

オプションを厳選して実現した住友林業のウッドタイルのあるリビング

私たちが今回、これら多くの「定番」を削りながらも、後悔ゼロで過ごせている理由。それは、「夫婦でこの家での生活を、秒単位でシミュレーションしたから」に他なりません。

どちらか一方が「やりたい」と言ったことを無理やり削ったことは、一度もありませんでした。

  • 「ここで料理をしている時、本当にこのセンサーを使う?」
  • 「この部分の掃除は、誰が、いつやる?」
  • 「脱衣所でこれだけ干せるなら、お風呂場は空っぽの方が楽だよね」

朝起きてから寝るまでの動線と、その後のメンテナンス(掃除)をセットで話し合いました。その結果、自分たちにとって本当に価値のある「非日常の空間」への投資(ウッドタイルやこだわりの外壁)を最大化し、不要なものを削ぎ落とすという、非常に満足度の高いメリハリが生まれました。

住友林業さんの家づくりは、標準仕様というしっかりとした土台の上に、自分たちの色を乗せていく作業です。

SNSの「絶対採用」という言葉に惑わされず、ぜひ「あなたとあなたの家族が、その家で過ごすリアルな365日」を思い浮かべてみてください。その決断の先にこそ、住んでから毎日「この家で良かった」と思える、最高の住まいが待っているはずです。

もしこの設備は何を採用しているのかなど気になる場合はお問い合わせフォームなどでもお気軽に聞いて下さいね。

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